虚無庵

徒然なるままに

甚六安んぞ Rubyist の志を知らんや

Ruby とは?

Ruby とは何ぞや?」と問われ、大抵の人が「プログラミング言語 Ruby」と回答するのではなかろうか?ただ Matz 曰く、そう単純なものでもないらしい。

magazine.rubyist.net

RubyConf 2010 で Matz は「Ruby とは言語のことでもあるし、処理系のことでもあるし、コミュニティーでもある」ということを話したらしい。

甚六は Rubyist なのか?

甚六はプログラミング言語 Ruby が好きではない

職場でも勘違いされているのだが、俺は Ruby というプログラミング言語が好きではない。俺はプログラミングをすることそのものが好きなのであり、Ruby は数ある選択肢のうちの一つでしかない。正直 Ruby の詳細はぐぐらないと分からないし、言語仕様も曖昧にしか知らないし、コードレビューでは「Java っぽい」という指摘を受けること多数である。

甚六は Ruby コミュニティーが好きである

Ruby コミュニティーというより Fukuoka.rb が好きである。というか他の Ruby コミュニティーを知らない。RubyKaigi も 2018 しか参加したことないし。
とりあえず Fukuoka.rb は居心地がいいので居座っている。

甚六は処理系について何も考えていない

ていうか処理系って何よ?

結論

Ruby コミッターになって「改善してやるぜ!」とか「新機能追加してやるぜ!」という気持ちはない。また「Ruby のこういう所がイケてるぜ!」とか「Ruby 書いていて気持ちいい!」とか感じたこともない。ただ、Fukuoka.rb が継続して活動できるように尽力したいと考えている。

「コミュニティー活動におけるお客さんって何よ?」と考えると、そんなものは存在していないし、何か代替の存在がいるわけでもない。RubyKaigi に参加したから Fukuoka.rb を主催したいと思った訳でもなく、誰のためにやりたかったかというと「俺のため」以外の何ものでもない。

なので俺はまだ Rubyist ではない。でも、これから Rubyist になるのかもしれない。