未来の自分への備忘録、そして見知らぬ誰かの参考情報
過去にこんな記事を書いたのだが、また書いた。2023-07-30 に Emacs 29.1 がリリースされたので 29.1 をインストールするつもりだったのだが、肝心の Ubuntu のパッケージがまだ 27.1 なので仕方がないのでソースビルドでインストールすることにした。どうせなら master ブランチを使ってみた。
Emacs のソースコードを git clone してくる
以前書いた記事と同じ。
$ git clone git@github.com:emacs-mirror/emacs.git emacs
あとは INSTALL に従うだけ…のはずが、やっぱり世の中そんなに甘くない
インストール手順は INSTALL に書いてあるので、それに従えばできるはず。なのだが、やっぱり今回もすんなりインストールできなかった。多分、以下の手順でインストールできると思う。
$ cd <yourpath>/emacs $ git clone git@github.com:emacs-mirror/emacs.git emacs $ ./autogen.sh $ ./configure --with-xpm=ifavailable --with-gif=ifavailable --with-gnutls=ifavailable $ make $ src/emacs -Q $ make check $ sudo make install $ make clean
elementary OS よりは大分楽だったので、さすが Ubuntu 様、と思った。以下は備忘録としての個人的なメモ。
makeinfo がない
ターミナルのログが消えてた…。切ない。記憶を頼りに書くと ./configure
を実行したら「makeinfo >= 4.2.0 以上をインストールしろ」みたいなエラーメッセージが出ていた。調べてみると texinfo*1 をインストールすれば一緒にインストールされるらしいのでそれで。
sudo apt install texinfo
なんか ./configure がコケる
これもターミナルのログがないので記憶を頼りに書くが、オプションなしの ./configure
を実行しただけでは怒られて終わるだけで「--with-xpm=ifavailable --with-gif=ifavailable --with-gnutls=ifavailable のオプションを付けて実行しろ」というメッセージが出てくるのでこれに従った。これだけで解決。
まとめ
./configure --help
は読んでないけどインストールできたので良し!
*1:最初 textinfo かと思ってずっと「見つからねぇなぁ…」と思っていた。